エコ住宅から輸入住宅まで全公開。>木造建築は家が息づいています。

いざ家を建てるとなると迷うのが、大まかにいうと木造か鉄骨かだと思います。

昔は日本の家屋は、ほとんどが木造建築でした。
それは、日本の風土や気候に最も適した建築構法だったからです。

最近は地球温暖化が叫ばれ、夏場だと何日も酷暑が続いたり、冬場は何日も雪が降り続いたりと
昔と比べると過ごし難くなってきた傾向があり、年々気密性の高い鉄筋やコンクリート、木造でも
高気密、高断熱な家屋を建てる人が増えてきました。

それぞれに長所、短所があり、自身のライフスタイルやイメージに合うものを選べば良いと思います。

木造建築の長所としては、永い伝統に培われ、洗練された木造技法が伝承されているので、職人の
技能水準が高い、工費が比較的安い、鉄筋やコンクリート造に比べると、日本の風土に適している
などが挙げられます。

短所としては、変形しやすい木材は取り扱いが面倒、火に弱い、などが挙げられます。

また、木材の本来持っている湿度調整をする力があります。

雨の日には、湿った空気が室内に入るのを防ぐ働きをし、晴れている日には外の空気を室内に取り込む
働きをしてくれるというものです。

また、遮音性があまり良くないというデメリットもありますが、温かみを感じられるのは、やっぱり木造
建築という方も多くいますよね。

日本在来工法の木造建築のメリットやデメリットを良く理解して、これからも家づくりに役立ててください。