エコ住宅から輸入住宅まで全公開。>いよいよ上棟式、家の骨組みが完成です。

上棟式とは、日本で建物の新築の際に行われる神道の祭祀のことで、棟上げや建前、建舞という
こともあります。

最近では、都市部の方では上棟式そのものを省くこともあります。

昔の上棟式では、槌打ちの儀（棟木を棟に打ちつける）のあと、散餅銭の儀といってお餅やお金を撒くこと
をしましたが、最近は全く見なくなりましたね。
また、イギリスやアメリカでも行うこともあるそうです。

元々は、古代のスカンジナビアで木造建築を作る際に、木の霊を鎮めるために行われた宗教的な儀式で、
ノルマン人の進出と共に各地に広まったと言われているそうです。

建物の骨組みが完成した事を感謝し、工事が完了するまで災いが起こらないようにとの願いを込めます。

本来なら魔除けのために、幣束を鬼門に向けて立ち、四隅の柱に酒や塩をまくことが儀式だということです。

また、ご祝儀を渡したり引き出物を渡して、職人さんの労をねぎらうということもしますが、最近は簡略化
されてきました。

ただ、向こう三軒両隣のご近所の方々には、これから工事に入りご迷惑をおかけしますとの意味合い
も込めて、お赤飯などを持参し、ご挨拶をされた方が後々お互いに気持ちよく生活できますよね。

日取りに関しては、三隣亡という日に建築をすると火事が起こり近隣三軒を焼き滅ぼすと言われている、
よくない日があるようなので業者さんとよく話し合って決めましょう。



良い日取りというものがあります。暦についてのサイトです。
参考までにどうぞ。↓
http://pocharamukuu1.web.fc2.com/