エコ住宅から輸入住宅まで全公開。>輸入住宅：北米型は地球や人にとても優しい。

北米型輸入住宅は、枠組壁工法という建て方が主です。

家全体が４面の壁、床、天井の６面体で構成された箱形構造になるため地震による揺れや台風にも
優れた耐震性や耐久性を発揮します。

また、ツーバイフォー工法ともいうようです。

北米型輸入住宅の特徴として、規格が統一で豊富な部材が安価で量産されていることです。

断熱性や気密性に優れ、美しさ、居心地の良さ、デザイン性の高さが人気の秘訣でもありますね。

地球温暖化に繋がる温室ガスの量は、こちらの工法の場合、鉄骨造の約７割、鉄筋コンクリート造
の約６割となっており、地球に優しいことが分かります。

枠組造に広く使われている木材を原料としたエンジニアウッドと呼ばれる工業製品は、従来であれば
利用されなかった小径木や端材が原料となり、木材のリサイクルも図られているそうです。

木材にしても、北米産やカナダ産の針葉樹合板はホルムアルデヒドの発生量が国内産と比べると、
限りなくゼロに近いということで、人や地球に優しい家づくりになっているといえますね。

アメリカでは、築１２０年の住宅を中古で買って、手直しをして住み続けることも珍しいことでは
ないそうで、耐久性は高いということが分かりますね。

とはいっても、どんなに優れていても寿命というものがあります。

メンテナンスも含めて、統合的な目で見て判断した方がいいでしょう。